伝統文化に触れる

「鬼は外 福は内」、歳の数だけ豆を食べて、健康を願う。最近は、恵方を向いて太巻きをほおばる。それが私の中の節分という名のイベントでした。

京都研修の際、吉田神社さんの節分のお祭りが大変にぎやかだと聞き、足を運びました。

平安朝の初期より毎年宮中にて行われていたものを、古式に則って厳修に伝承・継承されており、古の趣を現在に伝える数少ない神事である「追儺式」を拝見しました。

年齢を重ねたからこそ、深い意味を理解し、響いてくる感覚、受け止める感性、新たな発見の連続にワクワクします。

そのまま京都の街なかを進むと、小さな寺社仏閣でも、それぞれの習わしにそった彩り豊かな祭事が執り行われていました。

狂言や踊りの奉納、弓の儀式、千数百年前から続いてきた伝統のその祭事は、一寺一社ごとに云われがあり、大切に守られてきた日本の文化がありました。

きっと、京都には、まだまだ私たちが知らない、地域の方々によって守られ、受け継がれているものがたくさんあるのでしょう。

先人の想いを知り、未来へその想いをつなぐ、その大切さを実感させていただいた京都旅でした。

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